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お知らせ

2021.11.23

共生社会フォーラムin熊本 開催報告

11月18~19日 くまもと県民交流館パレアにて厚生労働省主催事業である“共生社会等に関する基本理念等普及啓発事業”「共生社会フォーラムin熊本2021 九州・沖縄ブロック」が開催されました。三気の会は、今大会の実行委員法人として運営や研修参加等、様々な場所で関わらせて頂きました。

この事業は、神奈川県相模原市の津久井やまゆり園の事件を契機に、共生社会について様々な人と対話しながら、まずは福祉に携わる私たち自身が共生社会の理念を学び、地域社会に自らの言葉で普及啓発していく「語り部養成」が最大のテーマとして掲げられています。

三気の会は、入所施設から始まり現在では生活介護・児発・GH・相談支援・発達障害者支援センター・地活・就労事業など様々な事業を展開し、「地域と共に未来へ」という合言葉を掲げ、日々利用者支援を行っています。

今大会は、日本の障がい福祉の父である糸賀一雄さんの言葉も振り返りながら、基調講演では熊本のみならず全国で活躍中のバリアフリー活動家 高橋尚子(しょうこ)さんと北九州市に拠点を持ちホームレス支援を主とする 奥田知志さんより貴重な話を頂きました。

後半のグループワークでは、共生社会と呼べる・呼べないだけではなく「どちらでもない、わからない」といった概念があることを、参加者全員で確認した後にその「どちらでもない」といった部分を更に深掘りする、答えのない答えを考えながら津久井やまゆり園の加害者に賛同するような思想を持つ方々と、どのようにして対話して「共生社会を実現」していくかということを考え抜いた研修でした。

今大会を開催するにあたり、糸賀一雄記念財団様を始め、たくさんの方々にご協力頂きましたことに深く感謝いたします。