2019.07.05
県内における特別支援教育の現状③
今、一般高等学校における特別支援教育の話題といえば、個別の教育支援計画、個別の指導計画の作成、活用です。
先日、お邪魔した高校では、支援が必要な生徒さんに対して(当たり前に)個別の教育支援計画、個別の指導計画が作成されていました。
しかも、作成のみならず、生徒さんに関わる先生方の間で、その個別の教育支援計画、個別の指導計画がしっかりと共有されていて、生徒さんは意外なほど学校に馴染んでいるとの事でした。
何より、「担任まかせ、特別支援教育コーディネーターまかせ」ではなく「全職員で支援する」という、学校全体の強い意気込みを感じました。
一般高等学校になると中々マンパワーが足りないのが現状です。その中で、個別の教育支援計画、個別の指導計画を基に、生徒さん方の困り感に寄り添い、各々ができることを明確することで、サポートの幅も広がっていくと思います。
少しずつですが、一般高等学校の特別支援教育が進んでいるのを感じています。
(浦田)