2019.02.12
県内における特別支援教育の現状①
県内の小中学校において、特別支援学級に在籍している生徒が、この10年で約3倍に増加しています!その中でも、自閉症・情緒障害児学級においては、なんと約5倍という状況です!!
そして、これらの生徒さん方の中学卒業後の進路状況をみてみると、特別支援学級から50%(中でも自閉症・情緒障害学級から70%)が、普通高校へ進学されています。
そういう背景もあり、普通高校においても、特別支援を必要とする生徒さん方が多く在籍しており、(普通高校においても)一人ひとりに合わせた柔軟な対応が求められる時代になってきております。
現に、県内の全ての高校に特別支援教育コーディネーターが配置されていたり、校内支援委員会が設置されていたり、個別の教育支援計画、個別の指導計画が作成されています。
このように、ここ5年ほどで、普通高校の支援体制も充実してきており、支援が必要な生徒さん方にとっては、合理的配慮などが受けやすい教育環境になってきております。
当然、課題(と思われる点)も、色々とあります。
課題(と思われる点)につきましては、また、次の機会にお届けしたいと思います。
特別支援相談員 浦田