三気の会について

★設立趣意
心身障害児者の中に自閉症と呼ばれる人達がいます。幼少年期の自閉症の治療教育は充分とは言えないまでも、多様な施設で熱心に推し進められております。

自閉症児者の示す障害像は一人一人の症状や発達が異なる為、様々です。自閉症という障害は1943年、米国のカナー医師によって報告されて以来現在まで障害の本質・原因・療育法等について多くの考え方が出ては消えていくという試行錯誤がくり返されてきました。

最近ではWHOの定義等に見られます様に、その本質は脳の器質的障害に基づく発達的障害であると考えられる様になりました。

親が老齢化する中でこの子達の全生涯を見守ることは不可能と思われます。社会との連帯の中でこの子達に単に生命を維持するのではなく、一人の人間としてふさわしい生活の場を準備し、有意義な人生を送らせてやりたいと思います。

障害者の療育に必要な事は「のん気」「こん気」「げん気」だという言葉があります。

他の心身障害児者及び一般社会との連帯の中で、自閉性障害児者を中心として、その療育法を研究模索し、社会に適応させる事を目的とする「療育の場」として「三気の里」「三気の家」を建設し、運営することを目的として社会福祉法人「三気の会」を設立し、これにより心身障害児者の福祉に少しでも寄与出来る様、可能な限り努力していくつもりです。

想い

★施設の基本理念
自閉症児者の施設は地域との連帯を密にし労働や共同生活を通して人間らしく社会生活が送れるよう自閉症の障害に対して充分に配慮されたものであって、医療・教育・福祉の三分野が有機的に結合・総合された特別療育生活施設でなければならない。

昭和61年4月30日
「三気の会」設立発起者
田 中 稔

 

★法人組織図

★法人の沿革

1986年8月 社会福祉法人「三気の会」設立認可
1987年5月 精神薄弱者更正施設「三気の里」開設
1994年4月 「三気の里」増築・知的障害児通園施設「三気の家」開設
1995年4月 「三気の里」体育館竣工
1999年4月 「三気の里」通所部開所
2002年9月 「三気の里」作業所(さんさん工房)開所
2002年12月 熊本県自閉症・発達障害支援センター開設
2004年3月 グループホーム新(あらた)開設
2004年4月 「三気の里」研修所(たんぽぽの家)竣工
2005年4月 「三気の里」パン作業所(アンパ)竣工・開所
2007年4月 「三気の里」相談支援事業所(たんぽぽ)開設
2009年4月 地域活動支援センター「アンパ」開設・ケアホーム(ひだまり)開所
2011年4月 ケアホーム一(はじめ)開所
2012年11月 「三気の里」作業棟(さんき)竣工
2014年4月 熊本県発達障害者支援センター「わっふる」肥後大津駅南口に移転
2016年4月 平成28年熊本地震の被害により、新(あらた)・ひだまり・アンパ2号店の閉鎖
2017年3月 地域活動支援センター「アンパ」1号店に増築・再開
2018年3月 グループホーム新(あらた)、ひだまりの新築・再開